50歳以上、転職、早期リタイア、将来病気で働けなる可能性がある方には不利になる場合も。

①まず新規加入が50歳以上の方は60歳から受け取り出来ません。
加入期間が短いと60歳以上での受け取りになります。
②iDeCoは公務員でも加入できますが、自営業、公務員、会社員、主婦と枠が別々になっております。
公務員を辞めて⇒自営業、会社員に途中からなる場合は、枠が違いますので、一旦加入枠から別の枠へと移動しなければいけません。
そうなると掛けていた投資信託がマイナスになっていても精算され別枠へと移動になるかと。
これは自営業⇒会社員 自営業⇒公務員 会社員⇒公務員 会社員⇒自営業でも同じ
ただ会社員⇒会社員への転職なら、そのままの扱いでOKの場合もありますが。。。。
転職した企業が会社でiDeCoに入っているとそちらへの移動があったり(企業が同じ投資信託に投資ならOKなのかな、違えば精算という形になるかと。。)
企業が一部加入なら月額が減額になったり・・こちらも少し中で変動する場合があるかと。。
③病気なども含めて早期リタイアだと働かないという事で、こちらも専業主婦枠になるのかな?
枠移動が出てくると思いますので、途中精算になるかもしれません。
それより 働かない=所得がない 所得控除が受けられないので、受けられなければメリットがありません。
こんな感じで、かならず60歳まで同じ所で働く人には最適ですが、途中で変更、リタイアされると不利になるかと。
もちろん所得が少ない人もあまり意味がない(収入に応じて控除額が決まるので)

途中解約も出来ません。
掛け金をやめて一時休止に出来てもお金が戻ってくるのは60歳からになると思います。
60歳未満でも脱退一時金として資産を受け取ることが出来る場合

加入するのに費用が発生します。
①加入手数料2777円 これはどこも一律かな?
②月々に管理手数料が必要
③受給に関する手数料1回432円
②の管理手数料は、銀行、証券会社によって1か月約198円~480円くらい差があるので考えて加入して下さいね。
年間で約2400円~6000円必要になります。
加入した年から60歳まで必要になります。
一時休止しても管理手数料は若干少なくなると思いますが発生します。
安全安心の個人型確定拠出年金ではありません。リスクがあります!!!!
個人型確定拠出年金は、投資信託に投資して年金を増やす物。
増えるとは限りません。元本割れも当然あります!!
掛ける投資信託、種類もいろいろあります。
これは加入した銀行、証券会社によってピックアップされている投資信託が違います。
人気のある投資信託をピックアップしている銀行、証券会社で加入する方がいいかもしれません。
それなら自分で投資信託したのと同じじゃないの?って思いますよね。
自分で投資信託したら所得控除が受けられません。運用益も課税されます。
iDeCoだと所得控除が受けられ、運用益も非課税になるのでこの点がメリット。

なぜ?こういう物が出来たのか?を考えてみる
そもそも未来の年金確保が政府として難しくなっている。
公的年金の積立金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人の運用がこれから先も伸び続けるには?
デフォルトなどが発生すれば物凄いマイナスになる可能性もこれから先あるかと。。そうなるとそのマイナスをいかに少なくするか?
個人に投資信託、株に参入してもらい、そこで少しでもマイナスを少なくする想定なのかな?と・・・。
株なども、もうそろそろ危なくなるので最近いろんな所から聞きます。
好調な株価もそう長く続かない・・・となれば、海外投資家などを含め投資家は株じゃない物に投資先を変えてしまうと株などの出来高動きは鈍くなります。
そんな中、解約も出来ないiDeCoは、私は危険かな?と思います。
高収入で、60歳まで同じ所で働く、投資信託をしたい!っていう人にはメリットが沢山あると思います。
長い文章になりました。最後まで読んで頂きましてどうもありがとうございます。
iDeCo の実施主体である国民年金基金連合会が運営する「iDeCo公式サイト」
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